私は以下に意味を感じます。
・十二支の一番はじめの年。
・オリンピックも一つの契機に、百年に一度とも言われる変化が起きている。
・須佐之男命が大国主命の勇気を試した際、鼠が手助けしてくれた(古事記)
ねずみのような小さな私にも役割があることをかみしめながら歩んでいきます。自分の立場で何を期待されて生かされているのか、何を全うすれば活かされるのか。そのやるべきことはいつどのようにやるのか、これらをひとつひとつ固めていきます。
【成果にこだわるものは行動にこだわる】
支援させていただいている組織では、2030年に向けた取り組みが増えています。例えば、高度成長期に創業した組織で平成の代替わりをいったんは終え、次の世代育成と彼らによるこれからの10年を組み立てる流れや、この10年で安定的な成長のための力がついてきたと判断しており更なる安定化のための種をまくこと、種をまくヒトを育てること、等がそれです。
日本経済では「労働生産性が低い」と叫ばれています。私は以下のふたつに分けて考えています。中小業と大企業の構造や、首都圏と地方の構造、一次産業や二次産業の産業構造、等の日本経済の構造的な問題と、各組織のなかの構造的な課題。これらは、どちらが重要という話ではなく、両方大事で立場によってその大事さが変わるのではないかと考えています。自分の立場でできることは主に後者です。自分の周りの組織の構造を変えたいと考えています。
また、今置かれている経営環境は、高度経済成長期のような人口増加をひとつの大きな牽引力とした市場拡大の時代ではないと考えています。普通にやっていれば、経済成長率と同じような伸びが期待できた時代もあったのではないでしょうか。今は人口減少、労働人口減少の時代です。普通にやっていて成長できると、私は期待していません。前述の組織の構造を変えていく際に、「普通にやっていく」のではなく「徹底的にやっていく」ことが求められているとも考えています。
先日歌舞伎界で、有名な日本アニメを題材にした新たな舞台が試みられていると聞きました。私の理解は以下です。「変化していく世の中が、自分が残したいもののために、その一部をあえて変えていく。変化していく世の中にあてていく。変えてはいけないものにこだわるのであれば、あえて変えなくてはいけないところを探す。」
自分の立場に求められている「変化」、自分だから提供できる「変化」、これを具現化する一年になると信じています。そのようにしたいと考えています。
令和2年、皇紀2680年、西暦2020年、元旦
皆様にとって明るい1年になると信じます。
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